奈良の風の森・油長酒造に久方ぶりに行ってきた!
2014.07.02
カテゴリ:ブログ
奈良の風の森・油長酒造に久方ぶりに行ってきた!
6月18日水曜日
最近、低アルコールの純米生原酒ALPHA-type1 とか地元秋津穂米・精米歩合22%の純米大吟醸ALPHA-type2を出荷するなど最近の油長酒造は特に興味深い。

もともとレギュラーの秋津穂米純米生原酒でその酒質とコストパフォーマンスの高さに感動せずにはいられない酒を製造している。その油長さんがALPHAシリーズのように新しいことにトライしているから気になってしょうがない。ここのところ、しばらくお伺いもしていなかったし、いかきどりなど風の森独自のものなどわからないことも多くあるので、お伺いさせて頂くことに。

蔵では去年から社長に就任された山本若社長さんが秋津穂米の田んぼや風の森峠などに案内して下さった。
田んぼにはかぶとえびが一杯泳いでいた。そして、酒名にもなっている風の森峠は風の通り道になっていて、この峠にくると強めの風が吹き抜けていた。気持ちの良い爽やかな風でした。
驚いたことは、以前お伺いした時も仕込み水は硬水と聞いてはいたが、今回硬度が200以上と聞き、流石にびっくりした。酒の仕込みは軟水が多いし、硬水でも200という数字はほとんど聞かない。この固い仕込み水にしてあの上品で旨みがあり、力強さと切れのある風の森が誕生するんだなあ、と感慨深くなりました。